診療案内 当院では「安心、納得、心のこもった医療を提供し地域住民の支えとなる。」を医師診療における基本理念とし、以下の基本方針に則り診療を行っています。

医局基本方針

・分かりやすく丁寧な説明を行います。患者さんの立場に立って、図や模型を使い納得がいくまで何度でもお話をします。

・チーム医療を推進し医療の質を高めます。医師間だけでなく看護師や各担当セクション(コメディカル)も含めチームで患者さんの治療に対するディスカッションを行いより良い医療を提供します。

・地域の医療、疾病予防、保険、福祉機関との連携を推進します。かかりつけ医やサポート医として他院やホーム関連施設と情報交換を積極的に行い地域に密着した医療を推進します。

外科

2015年6月より全身麻酔が可能な手術室を整備し外科部門を開設いたします。
大学病院並みの設備を充実し、安全確実な手術を目指します。


当院で主に扱う疾患としては、胸部疾患、形成外科疾患、その他の小さな外傷も対応します。当院の特徴としては通常の手術患者の受け入れに加え、認知症などの精神疾患をお持ちの方でも、精神科と併診して対応が可能な点です。もちろん程度にはよりますが、ある程度治療の理解ができて精神科治療により周術期の安全が保てると判断した場合は外科対応を行います。

呼吸器外科

 
午 前     
午 後            

*急患はご連絡いただければ随時対応いたします。

当科で扱う疾患は肺腫瘍(肺癌、転移性肺腫瘍、良性肺腫瘍)、縦隔腫瘍、気胸などの嚢胞性肺疾患、胸壁腫瘍、膿胸、胸部外傷です。手術は呼吸器外科専門医が行います。

気 胸

様々な原因で肺がしぼんでしまう病気です。10~20代の細身で背の高い男性に好発します。肺にブラという弱い部分が出来て、そこに穴が開いて肺がパンクし、咳や呼吸苦や胸痛が出現します。この病気は再発が多いため、突然の入院により学校や仕事を休む必要が出たりすることが問題となります。急な入院が難しい場合は携帯型の脱気機材を装着し外来で経過を見ることも可能ですが、脱気不全や感染のリスクは通常より上がります。
手術の目的は空気漏れを止めることと、再発率を大きく下げることです。手術は胸腔鏡手術で行い1cm程の傷2-3カ所でアプローチし、ブラの切除と再発予防目的で生体吸収性のシートを肺に貼り補強します。術後はトラブルがなければ2日程で退院が可能です。

ブラ(肺嚢胞) 自動縫合器で切除 切除後にシートで補強

また長年喫煙により肺気腫となり、もろくなった肺に穴が開くこともあります。その場合は切除範囲の拡大、肺炎や空気漏れの遷延などの合併症のリスクが上がります。 特殊な気胸として女性の生理に伴い起こる月経随伴性気胸があります。この場合は肺切除や横隔膜の切除が必要になります。

肺悪性腫瘍

肺癌に代表される疾患で、日本の癌の死亡数のトップになっている疾患です。
右肺は上葉、中葉、下葉の3つに、左肺は上葉・下葉の2つに分かれています。肺癌の進行度は癌の大きさ、癌の広がり(近接臓器への浸潤・リンパ節転移・遠隔転移)で1期から4期までに分かれます。術前にこれらを精査し、手術で取り切れると判断した場合は手術を考慮します。
肺癌の基本術式は癌の存在する肺葉の切除+縦隔リンパ節郭清です。しかし肺切除後、息苦しくなって動けなくなってしまっては手術の意味がありません。本人の術後残存機能を精査して、場合によっては切除範囲を小さくする(縮小手術といいます)ことも検討します。また大腸癌等の肺転移(転移性肺腫瘍)の場合、基本的には部分切除などの縮小手術を選択します。
当院では胸腔鏡を用い肋骨切除はせず、6~8cmの傷と約1cm大の傷を1-2カ所胸に開けて手術を行います。このような胸腔鏡補助で行う手術をVideo Assisted Thoracic Surgery (VATS)と呼びます。従来の開胸手術と比較し、術後の痛みは少なく、退院までの日数が短縮する等の利点があります。しかし、分葉不全、周囲臓器の合併切除が必要な場合や、高度の癒着などで術中に手術が安全に行えない場合、胸腔鏡手術では根治性が落ちると判断した場合は、傷の延長や肋骨切除を行い、応用の効く通常の開胸手術に移行します。

従来の開胸手術の傷 胸腔鏡手術の傷 手術時の画像

術後は胸腔ドレーンという管が胸につながります。経過が良好なら術翌日より歩行などのリハビリを開始し、大きな合併症が無ければ術後5日~2週間での退院となります。術後の疼痛対策は麻酔科と協力し対応していきます。手術の適応、術式の細かな違い、合併症については患者さん個別の年齢、体力、既往疾患など考慮し変わって来ますので主治医とご相談ください。
退院後、摘出した検体の病理結果を確認し、癌の種類や広がりによっては術後の化学療法(抗癌剤投与)を検討いたします。

縦隔腫瘍

縦隔腫瘍とは胸骨の裏にある肺以外の組織から発生する腫瘍です。最も多いのが胸腺腫で他にもリンパ腫・胚細胞系腫瘍・神経原性腫瘍や気管支原性嚢胞などがあります。胸腺腫は重症筋無力症の合併や悪性度の高い胸腺腫もあるため、多くの症例で手術の適応があります。当院では胸腔鏡による摘出を基本としますが、症例によっては胸骨正中切開下の手術も検討いたします。

その他

その他の胸部疾患(膿胸、感染性肺疾患、間質性肺炎、胸壁腫瘍、胸部外傷等)、手足の怪我などの処置(小外科)や乳癌などの乳腺腫瘍の検査も対応しております。詳しくは外来担当医とご相談ください。

担当医師
佐藤 史朋(東邦大 卒) 
資 格:  

外科専門医、呼吸器外科専門医、気管支鏡専門医、がん治療認定医、肺癌CT検診認定医

勤務歴:  
平成14年 東邦大学医学部付属大森病院 胸部心臓血管外科 
 日産玉川病院 気胸センター 
平成18年 三井記念病院 呼吸器外科
平成20年 東邦大学医療センター大森病院 呼吸器センター外科(医局長)
平成25年 厚木佐藤病院 呼吸器科
・現在も大学病院で後身の指導、研究、診療・手術を行っております。

形成外科

 
午 前        
午 後       
(第2・4)
 

当院では、皮膚科や形成外科の対象となる病気の中で、体表に出来るものできもの(腫瘍)やほくろなどの色素病変、また目立つ傷痕やひきつれなどの変形に対して手術的治療を行い、なるべく、手術跡が目立たないように形成外科専門医が手術を行います。また外傷、熱傷や床ずれ(褥瘡)などに対する処置にも対応し、必要により手術も行います。

担当医師
今西 宣晶(慶應義塾大学医学部 卒) 
資 格: 形成外科専門医 、 皮膚腫瘍外科指導専門医

一般外科

 
午 前   
午 後      
(第2・4)
 

現在、消化器外科担当は非常勤医師のみとなっており、内視鏡的処置のみとなっております。手足の怪我などの小さな処置(小外科)は随時対応しております。
呼吸器外科医、整形外科医、形成外科医が対応いたします。

 

※当院はNCD登録事業に参加しております。

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